コンサートツアー 2000〜2001

                                                             「STARS」 94公演目                                                           

t アミュー立川 on 2001.4.7

 

 

〜え〜と、あれは、たちかわ(確か)…〜

 

 

<セットリスト>

M0:Overture“Stars”

M1:Northern Lights〜輝く君に〜

M2:夢伝説

M3:今夜だけきっと

M4:木蘭の涙

M5:夜更けのリフ

M6:会えないよ

M7:ふるさと

M8:マシュ・ケ・ナダ

M9:不思議なチ・カ・ラ

10:Stay My Blue〜君が恋しくて〜

11:トワイライト・アヴェニュー

12:追憶

13:大切なあなた

14:Goodtimes & Badtimes

15:What Is Love?(新曲)

16:WHAT A WANDERFUL NIGHT

17:NO! NO! Lucky Lady

18:Goin Back To 1981

19:ふたり

EC1:クレイジー・ラブ

EC2:銀座カンカン娘

EC3:東京ブギウギ

EC4:Stars

M7・M9・M18:日替り楽曲

13・M14:栄光のスタッフリクエスト楽曲

 

 

 

 

◆ はじめに

 

本ツアー最後の東京公演。良く考えると、東京での公演は、これで7公演目。こんなに多く、東京で公演するミュージシャンも、なかなかいないと思う。

 

立川は、なんとなく近いかな?(電車の乗り換えが少ないし。中央線って事で…)と思っていたら、三鷹より八王子寄りだったという事に、後で気付き、意外に遠いのね…と判明。誰か連れて行ければと思い、1枚余計にチケットを取った公演でもある。荒川公演で、初めて生スタレビを体験した友人が、行くことになり、全て上手く収まる。また、さんざん、スタレビの宣伝をしていた事もあり、ミッチー関連で知り合った(正確に言うと、初めて言葉を交わしたのは、公樹さんのライブでだけど)方も、行く事に。なんと、1人で前売りチケットを購入し、連れ無しで本公演にやって来るという。はたして、彼女の感想は如何に?これが、私にとっての今回のポイントでもある。

 

行きは、余りにも面倒だった為、タクシーで会場に向かった。今回の席は、1階の、中央。縦にも横にも中心になる、席番号で、なかなか見易い。ステージのメンバーと目線高さが一緒になるという、私のために歌ってくれているという錯覚を、もたらす席(笑)

 

 

◆ 本編

 

17:35、いつものように、オープニングの曲がかかる。会津公演と同様に、緞帳は下りていない。要さん以外のメンバーが先に定位置につき、要さんは最後にステージに登場。ステージ上で、足を高く振り上げ、軽くウォーミングアップ。場内は、拍手に包まれる。

 

3曲演奏後は、いつもの様に、MC。4年と129日ぶりの、本会場。どうやら、今日は、柿沼さんが、1時間遅刻したらしい(柿沼さん曰く、道が混んでいた)。そんな柿沼さんへの突っ込みで始まった、気合の入った、要さんの絶好調トーク。余りにも絶好調過ぎて、最初の演奏3曲のタイトルコールも、いつもより、オーバーリアクション。「すっご〜い」とか、「あ〜〜〜」とかの言い方に、笑いが溢れる。

 

メンバー紹介は、まるで「笑点」の大喜利。「あれは確か…」というお題だが、「え〜と、あれはたちかわ(確か)…」と、まず言わなければならないと、要さんがルールにしてしまう(笑)。その、言葉とポーズが、笑いを誘う。ということで、要さんのルールに則り、メンバー紹介開始。

 

メンバー紹介のトップバッターは、VOHさん。「今日ここに来る時、地図を見ないで、スムーズに来たんで、なんで来れるかな〜って思って考えたら、オリックスの選手の送り迎えと、今住んでいるマンションで、防火管理責任者で、その講習で、立川まで来たからだって思いましたね」と、話す。勿論、「え〜と、あれはたちかわ…」を、最初に付けて(笑)。

 

2番手は、健ちゃん。「え〜と、あれはたちかわ…、2時間くらい前ですかね。いつも会場に入ったら、ウロウロして個室を探すんですが、まあ、大体お客さんのトイレに行くんですけど。流したら、水が上がってきちゃって、モーツァルトの譜面を持って入っていたから、それ抱えて、ドキドキしてました」と、回答。要さんが、「言っておくけど、健ちゃんは、『大』の方だよ。いつも長いんだよ〜」と、補足する。

 

3番手は、柿沼さん。会津公演と同様に、笑顔で花を出す。笑いと拍手喝采の場内。「1年前の、東京厚生年金会館公演の時は、ナポレオンズじゃなかったはず。いつからナポレオンズ??」と、話す。要さんはじめ、この台詞に、一瞬の間が空く場内。「ということで、柿沼清史〜」と、もう一度、頭から柿沼さんを紹介する、要さん。勿論、花を出す行動も再現(爆)。

 

最後は、寺田さん。会津公演のように、やはり、要さんが、喋り倒す。「寺田さんは明るくなったんですよ〜」と、会話を進める、要さん。柿沼さんは、ボソッと、「Tシャツ赤いもん」と口にする(でも、皆には、ほとんど聞こえていなかったみたい)。要さんは、またしても、親友が出来たネタを繰り広げる。よほど、嬉しかったのだろうか(笑)。思う存分話した後で、「寺田喋れよ〜」と、要さん。それは、あなたのせいでしょ?と、心の中で思わず突っ込んでしまった私。要さんの顔を見つめながら、少々テレ気味で、「え〜と、あれはたちかわ…」と、始める寺田さん。「誰だったかなぁ〜という人がいるでしょ?名前が出てこなくて。そんな時は、VOHに聞くと、教えてくれるんですよ」と、ようやく寺田さんのトーク。

 

ア・カペラの日替りは、「ふるさと」と、「不思議なチ・カ・ラ」。本日のお客さんは、1297名だとか。相変わらず、飛ばして、コーラス指導をする、要さん。何故にこんなに笑いを取りながら、指導をするのだろう?(笑)

 

世にも奇妙な恋物語での、教習所で出会った、ロミオくんとジュリちゃん。「何してるの?」のロミオくんの問いに、「何って、教習所にお肉買いにくる人なんていないでしょ?」と、答えるジュリちゃん。「野菜」から、「お肉」に若干変えた模様。

 

栄光のスタッフリクエストでは、「L&G(Ladies&Gentlemen)ツアーの時に来て以来。その次のツアーでは、ここに来られなかったので、L&Gの次のアルバム」ということで、24枚のアルバムから、「Goodtimes&Badtimes」が、選ばれる(半年振りに選ばれた)。そこから選ばれた2曲は、「大切なあなた」と、「Good Times&Bad Times」。いつもの様に、歌詞を朗読。要さんは、「大切なあなた」を読んで、切なくなってきたらしい…(笑)。「Good Times&Bad Times」の詞は、「大丈夫かよ、本当に…。この辺知ってるな、オレ…」と、少々不安な要さん。「さ、行きますかね」と、演奏スタート。座っていた客席も、同時に立ち上がる。2曲立て続けて演奏した後、「「Good Times&Bad Times」は、2番2回歌っちゃいましたねぇ(笑)」と、要さん。自分で間違えに気付いた時は、こういう事を口にする要さんでもある。

 

 

アンコール

 

「Stars」の前では、鳴り止まない拍手の嵐。はにかみ笑いの要さん。拍手が全然鳴り止まないので、思わず土下座をし、おまけに、腹筋や腕立てふせもしてしまう、要さん。勿論、「おめ〜ら、ばっかじゃないの?」と、本当に嬉しそうな顔で、口にしていた。余りの嬉しさからだろうか、いきなり寺田さんに歩み寄り、「どうでしたか?」と、インタビューをする、要さん。ちょっと戸惑いながらも、「熱かったですね〜」と、返答する寺田さん。しっとりと、ラストの「Stars」を歌い上げ、満面の笑みで、ステージを後にしたメンバー。20:50頃終了。

 

 

◆ チョット感想

 

とにかく盛り上がった、立川公演。席はやはり、「私の為に歌ってくれている」という、錯覚席(笑)。要さんと目線位置も一緒で、良い席だった。

 

1人で、本公演に挑んだ知人は、「本当に、来て良かった。かっこいいし、演奏も凄いし、楽しいし。またコンサートあったら情報教えて!!行くから」と、喜んでくれた模様(というより、参加する前から、「絶対に気に入ると思うよ〜。タイプ的に…」と、彼女に言っていた私)。またしても、1人、コンサートに来てくれる人を、増やす事が出来た。嬉しい限り。

 

次に足を運ぶのは、とうとう、ラストの熊谷公演。ツアーが終わってしまうのは、少し寂しい気もする。100公演目を迎える、ラストの熊谷。一体どんな風にラストを迎えるのか。公演時間はどれくらいになるのか。楽しみだ。

 

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